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お世話になっております。お仏壇の阪本です。

先週にお話した続きで、今回は六波羅蜜とはなにかです。

六波羅蜜とは、生きていながら、仏の境涯に到るために行う修行のことを言います。

波羅蜜というのは、悟りの世界に到るという意味です。

六波羅蜜は以下の六つの修行を行います。

「布施」は、見返りを求めず、財施・無畏施・法施を分け与えることを言います。お布施や寄付を行うことです。

「持戒」は、戒律を守ることをさします。在家の場合、五戒や八戒を守り、出家した場合は、律によって規定されている禁戒を守ることをいいます。

「忍辱」は、どんな辱めを受けても耐え忍ぶということです。

「精進」は、不断の努力をして誠心誠意尽くすことです。

「禅定」は、自分を冷静に見ることです。

「智慧」は、これらの五つの波羅蜜を実行し、中道を歩み、般若波羅蜜を成就させることを言います。

六波羅蜜のすごいところは、どれかひとつを一生懸命すれば6つ全部やったことになります。

私も自分に合うものから少しづつ心がけていきましょう。